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「夢幻〜Gold Fish〜」
TAギャラリー
2022年7月1日(金)〜7月22日(金)
 


金魚と波紋には深い関係があり 水と大気の境界面には大きな壁が存在する 結界のような壁が 水面を触れると
金魚を阻むように波紋ができ 美しい模様を描く
 
まさに「夢幻」の瞬間である
 
夢幻の光景を目にした時 金魚が私に一瞬のアートを
見せてくれているのではないかと感じたのである
気まぐれに描く芸術は美しく 心奪われる瞬間であった


「Jewelry Fish」
ケンコー・トキナーギャラリー
20222月16日(水)2月28日(月)
 


今回の写真展では、私が最も美しいと感じた瞬間 「金魚が魅せる宝石の世界。」をテーマにして構成しました。
太陽の光に照らされ、キラキラと輝く姿を見たときあまりにも美しく、その時に感じたのがまさに「宝石」でした。
暗い時代に美しく優雅に泳ぐ金魚の姿を体感し少しでも明るい気持ちになってもらえれば嬉しく思います。


Unnamed world〜水溜りから見えるもう一つの世界〜」
富士フォトギャラリー銀座
2021212()218()
 


「Unnamed world」は私が生涯をかけて追い続けているテーマです。現実しか写す事ができない写真だからこそ、実際にはあるはずのない「もう一つの世界」に挑戦することに意味があるのではないか、その思いが私を動かす原点となっています。
時代の流れとともに住む街、環境が変わり被写体に対しての想い、向き合い方にも変化がでてきました。次第に「もう一つの世界」への入り口が水溜りなのではないかと感じるようになったのです。
入り口を探し求め。私は、雨や雪解けなど自然にできた水溜りにだけ焦点を合わせました。いつも見ている街や風景も水溜りがあるだけでガラリと印象が変え何かを導いているように思えます。僅かな時間で跡形もなく消えてしまうのも儚く美しいものです。


「変幻〜Gold Fish〜」
ギャラリア赤い鳥
202116()112()
 


古来から姿形を変えてきた金魚は、現代では鑑賞用として様々な種類が存在します。毎年新しい品種が生まれ、それを探すのも楽しみなのですが、今回の被写体となってくれた金魚たちは、すべて自らの手で育てたものです。それが私にとってはとても重要なことでした。
 彼らはいわば私にとっては同志のようなものなのです。少々大げさと思われるかも知れませんが、辛いこと、苦しいことがあっても乗り切ることができたのは、一緒に育った金魚たちがいてくれたからこそです。彼らが美しく舞う姿に癒やしをもらい、明日も頑張ろうと思えるのです。
 金魚は余り表情がないように思われがちですが、人間と同じように喜怒哀楽がはっきりとしています。その表情は実に豊かで、見飽きることがありません。彼らの姿に癒やされ、少しでも明るい気持ちになっていただけたら幸いです。